サンクチュアリ-聖域-はどこで見れる?あらすじ・見どころを解説

Netflix

「サンクチュアリ -聖域-」は2023年5月4日に日本国内で配信が開始されました。配信直後から圧倒的な人気を誇り、世界でも大きな反響を呼んでいます。

その成功の理由は、大相撲の裏側という珍しいテーマに加え、著名人によるSNSでの発信や、日本だけでなく世界50か国以上でのランキング入りといった社会現象的な広がりが、この作品の注目度をさらに高めました。

多摩川
多摩川

大人気「サンクチュアリ-聖域-」ってとってもいいものですね!

この記事のポイント
  1. サンクチュアリ-聖域-はどこで見れる?
  2. ストーリーはどんな内容?
  3. 主人公、猿桜(えんおう)のモデルは?
  4. 今後続編はあるの?

サンクチュアリ-聖域-はどこで見れる?

このドラマの面白さを知るために、ストーリーと登場人物をこれからご紹介します

・サンクチュアリ-聖域-のあらすじ
・登場人物
・サンクチュアリ-聖域-の見どころ3選
・サンクチュアリ-聖域-が見れる動画配信サービスは?

サンクチュアリ-聖域-のあらすじ

この作品は、家庭崩壊や借金といった厳しい現実を抱える主人公、小瀬清(一ノ瀬ワタル)が、力士として成長していく姿を描いています。

物語は、清が福岡で荒れた生活を送り、父親が借金で寿司屋を潰し、母親が家を出て行くという背景から始まります。

彼は猿将親方(ピエール瀧)にスカウトされ、相撲界に飛び込みますが、当初はお金を稼ぐためだけで、相撲に対する興味はありません。

清は猿将部屋に入門し、反抗的な態度や品位のない行動から周囲から嫌われますが、次第に相撲の魅力に引き込まれていきます。

彼は「猿桜」という四股名を与えられ、才能を活かして勝ち進んでいきますが、物語が進むにつれて、清は静内(住洋樹)という最強力士との対決を通じて、自身のトラウマや過去と向き合う様子も描かれています。

最終的には、清は自らの過去や周囲との関係を見つめ直し、本当のヒーローへと成長していく姿が描かれています。

このドラマは、単なるスポーツ物語ではなく、人間ドラマとしても深い感動を与える作品となっています。

登場人物

  • 小瀬清(猿桜) – 演:(一ノ瀬ワタル) 主人公で、元不良の力士。家庭が崩壊し、金を稼ぐために相撲界に入る。最初は相撲に対して敬意を示さず、周囲から非難されるが、次第に成長していく。
  • 猿将親方 – 演:(ピエール瀧) 小瀬清の師匠であり、猿将部屋の親方。清の才能を見初めてスカウトし、彼を指導する。厳しいが愛情深い性格。
  • 静内 – 演:(住洋樹) 強力なライバル力士で、「化け物のような強さ」と恐れられている。無口で神秘的な存在感を持つ。
  • 清水(正喜) – 演:(染谷将太) 猿将部屋の力士で、小瀬清の理解者。相撲愛にあふれるが、体格に恵まれず悩んでいる。
  • 猿谷  – 演:(澤田賢澄) 清の兄弟子にあたる力士。傲慢ながらも才能を感じさせる清を内心で気に入っており、しごきつつも的確なアドバイスを授ける。
  • 猿空 – 演:(石川修平)清の兄弟子。猿谷への憧れから、彼に追い付こうと努力を重ねる。猿谷が目をかけている清に嫉妬し、不安定になってゆくも、猿谷に諭されたことや清の奮起を受けて、心意気を新たにする。
  • 国嶋飛鳥 – 演:(忽那汐里) 関東新聞社の相撲担当記者。相撲界の伝統に疑問を持ちつつ、小瀬清に惹かれていく。
  • 早苗 – 演:(余貴美子) 小瀬清の母親で、自由奔放な性格。家庭崩壊の原因となった借金問題に関与している。
  • 小瀬浩二 – 演:(きたろう) 小瀬清の父親で、生真面目な性格。交通事故で寝たきりになり、息子との関係が物語に影響を与える。
  • 犬嶋親方 – 演:(松尾スズキ) 猿将親方とは犬猿の仲で、猿桜・小瀬清を目の敵にしている。策略家として描かれる。
  •  – 演:(小雪) 猿将部屋の女将で、力士たちを支える優しい存在。彼女には隠された背景がある。
  • 龍谷親方 – 演:(岸谷五朗) 角界で権力を持つ親方で、物語における重要な役割を果たす。

サンクチュアリ-聖域-の見どころ3選

1.人間ドラマとしての深み
主人公の小瀬清が相撲部屋で成長していく姿は、単なるスポーツドラマを超えた感動的な人間ドラマとして描かれています。

相撲に対する苦悩や葛藤に視聴者はどんどん引き込まれ、あっという間にこのドラマの世界にのめり込んでいきます。

2.リアルな相撲界の描写
相撲界の厳しい現実をリアルに描写していて、ニュースでも取り上げられていたような上下関係やいじめなど、相撲部屋の内部事情が詳細に描かれています。

さらに、激しい稽古のシーンも拘って撮影されていて、「相撲」という独特で特殊な文化をこのドラマを通じて知ることができます。

3. 迫力ある相撲シーン
『ザ・ファブル』で知られる江口カン監督の手腕により、本物さながらの迫力ある相撲シーンに圧巻。

スローモーションで撮影された迫力ある取組シーンや、美しいカメラワークによって、相撲の激しさと美しさが感じ取れます。

サンクチュアリ -聖域-が見れる動画配信サービスは?

『サンクチュアリ -聖域-』は、Netflixで見ることができます。

幅広いジャンルのコンテンツが揃って、映画やドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど、様々な作品が見放題で楽しめるため、自分の興味に合ったものを見つけやすいのが魅力です。

特に、「サンクチュアリ」に代表されるようにNetflixオリジナル作品は、質の高いストーリーとキャスト陣で、多くの視聴者から高評価を受けています。

また、スマートフォンやタブレット、パソコン、テレビなど、あらゆるデバイスで視聴可能なため、いつでもどこでも好きな時間に視聴できるのでとてもおすすめです。

サンクチュアリ-聖域-のウラ話と今後の続編

作品を見た人もそうでない人も、より楽しめるウラ話知りたくないですか?

・過酷な役作り
・猿桜のモデルとなった人物は誰?
・撮影ロケ地と舞台裏
・待望の続編はあるのか?

過酷な役作り

一ノ瀬ワタルと石川修平は、役柄に合わせた肉体改造や稽古に多くの時間を費やしたようで、一ノ瀬は約2年半にわたる役作りを行い、体重を増やすことが求められました。

彼は「稽古から撮影まで、全部で2年半。最低ラインで100kgというのがあって、一人ひとり役によって目標体重は設定されていて、それに向けて増量して稽古しました」と語っています。

石川修平も猿空役のために50キロ増量し、撮影前から約1年半かけて肉体改造を行いました。彼は180センチで82キロから132キロまで体重を増やし、その後は減量プログラムを経て現在は88キロになっています。

さらによりリアリティーを出すためキャスト全員が相撲の稽古もしっかりと行ったようです。稽古は非常に厳しく、実際の取組シーンでは代役やCGを使わず、役者同士が本気でぶつかり合うことであの迫力ある映像が生まれました。

役作りとはいえ100kgの壁を超えて身体を作るのはさすがプロの役者さんですね!

猿桜のモデルとなった人物は誰?

主人公、猿桜(えんおう)は、特定の実在の人物をモデルにしているわけではなく、完全にオリジナルで創作したと監督は述べています。

しかし、猿桜のキャラクターには、いくつかの実在の力士たちからインスパイアを受けた要素が含まれています。

特に、朝青龍、千代の富士、北尾(後の双羽黒)などの有名な力士たちの特徴が取り入れられており、特に朝青龍の所作や雰囲気が強く反映されています。

また、猿桜の名前に含まれる「桜」は、格闘家の桜庭和志さんから取られているとのことです。

猿桜というキャラクターは、日本の相撲界における著名な力士たちから影響を受けており、その背景には相撲文化や歴史が色濃く反映されています

撮影ロケ地と舞台裏

サンクチュアリ-聖域-のロケ地は北九州で撮影されました。撮影地の一つとして特に注目されているのは、主人公・小瀬清(猿桜)の実家です。

このロケ地は、北九州の古民家であり、物語の設定にぴったりな雰囲気を持っています。

実際には、古びた外観が施されているものの、内部は広々としており、かつては豪邸だったことを示唆する特徴があります。

特に、家庭菜園や赤煉瓦の塀など、細部にわたる美術装飾が施されており、リアリティを追求した制作チームの努力が感じられますね。

待望の続編はあるのか?

ファンからは続編を望む声が多く上がっており、特に未回収の伏線やキャラクターの成長を見たいという期待があります。

主演の一ノ瀬ワタルさん自身も「めちゃくちゃ続編はやりたい」と語っています。

ただ、脚本家の金沢知樹さん曰く、そもそも続編ありきの脚本ではなかったし、続編を見せることがすべてでもないな、とも語っています。

続編の制作には多くの時間とリソースが必要であり、関係者の間で慎重に検討されているようです。

総じて、『サンクチュアリ -聖域-』の続編についてはファンからの強い要望と制作側の慎重な姿勢が交錯しており、今後の動向に注目が集まっています。

私も猿桜がその後どうなって行くのかとても気になりますね。

まとめ

「サンクチュアリ -聖域-」は、Netflixでしか見られない圧巻の相撲ドラマです。

元ヤンキーの主人公が相撲界に飛び込み、成長していく姿は感動的で、リアルな人間ドラマが心を揺さぶります。

激しい取組シーンや緊張感あるストーリー展開は、まるでその場にいるかのような臨場感。Netflixに登録して、今すぐ「サンクチュアリ -聖域-」の世界に飛び込みましょう!