Huluオリジナルドラマ「十角館の殺人」は、綾辻行人のデビュー作を原作としたミステリー作品。
2024年3月22日から配信が開始されていて、1986年に無人島に建つ十角形の館で発生する連続殺人事件を実写ドラマ化しています。
ドラマは全5話構成で、映像化が難しいとされていた原作をどのように映像化したのか放送前から話題になっていた作品です。
【 十角館の殺人 を見れるのはHulu 】
▶︎Huluなら月額1,026円(税込)で140,000本以上が見放題!
▶︎いつでもキャンセルできて様々な機器で楽しめます!
作品概要
タイトル | 十角館の館 |
ジャンル | ミステリーサスペンス |
脚本 | 八津弘幸、早野円、藤井香織 |
演出 | 内片輝 |
動画配信サービス | Hulu |
原作 | 綾辻行人 |
十角館の殺人のあらすじとキャスト・登場人物・相関図
本土と十角館の人たちの人柄や関係図を理解すると、物語がもっと面白くなりますね!
・あらすじ
・主要キャスト
・登場人物のニックネーム
・相関図
あらすじ
孤島に佇む十角形の館、その名も「十角館」。
かつての名建築家・中村青司が設計したこの館は、未解決の殺人事件の舞台となった場所。
大学のミステリー研究会に所属する七人の若者たちは、好奇心に駆られ、この不気味な館での合宿を決行します。
彼らは互いに名探偵や作家の名前で呼び合い、謎めいた出来事に挑むことを楽しみにしていました。
しかし、次々と起こる不可解な殺人事件が彼らを恐怖のどん底へと突き落とします。
閉ざされた空間で、信頼と疑念が交錯し、友情が試される中、真実はどこに隠されているのか。果たして、彼らはこの館から生き延びることができるのか?
そして、真犯人は誰なのか?全てが明らかになる瞬間、 、 、
衝撃の一行が。
主要キャスト
江南孝明(演:奥智哉)
主人公で、元推理小説研究会のメンバー。事件の真相を島田潔とともに調査を進める。島田からは苗字を音読みにした「コナン」と呼ばれている。
島田潔(演:青木崇高)
中村紅次郎の友人で、ミステリー好きな人物。好奇心旺盛で鋭い洞察力を持ち、江南孝明とともに調査を進める重要な人物。
推理研究会メンバー
望月歩
2000年9月28日生まれ
代表作:ソロモンの偽証・3年A組 -今から皆さんは、人質です・マイダイアリー
長濱ねる
1998年9月4日生まれ
元欅坂46(現櫻坂46)、けやき坂46(現日向坂46)のメンバーとして活躍。
今井悠貴
1998年12月30日生まれ
代表作:映画「嫌われ松子の一生」・映画「白夜行」・NHK大河ドラマ「西郷どん」
鈴木康介
1997年12月19日生まれ
代表作:持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜・帰ってきた あぶない刑事
小林大斗
1998年7月13日生まれ
代表作:おかえりモネ・仮面ライダージオウ NEXT TIME:ゲイツ、マジェスティ・ハニーレモンソーダ
米倉れいあ
2005年2月8日生まれ
代表作:青のSP-学校内警察・嶋田隆平・パパとなっちゃんのお弁当・幸せト音
瑠己也
1月17日生まれ
代表作:TOKYO MER〜走る緊急救命室・大奥・サイレントラブ
登場人物のニックネーム
オルツィ
・イギリスで活躍した推理小説家バロネス・オルツィに由来
・文学部2回生で、引っ込み思案な性格の女性
エラリイ
・アメリカの推理作家エラリー・クイーンに由来
・法学部3回生で、知識が豊富でマジックが趣味
・物語の探偵役として重要な役割を果たす
アガサ
・イギリスの推理作家アガサ・クリスティに由来
・薬学部3回生で、長い髪を持つ女性
・物怖じしない性格
ヴァン
・アメリカの推理作家S・S・ヴァン・ダインに由来
・理学部3回生で、合宿を提案した人物
ポウ
・アメリカの推理作家エドガー・アラン・ポーに由来
・医学部4回生で、無口だが時折毒舌を吐く
・オルツィとは幼馴染
ルルウ
・フランスの推理小説家ガストン・ルルーに由来
・文学部2回生で、円眼鏡をかけた童顔の小男
カー
・アメリカの推理小説家ジョン・ディクスン・カーに由来
・法学部3回生で、捻くれた性格を持ち、他のメンバーにしばしば噛み付く
相関図
実写版十角館の殺人の魅力(ネタバレあり)
ここからは物語のネタバレの要素を多く含みますので知りたくない方は気をつけてくださいね!
・映像化不可能の理由とは
・衝撃の一行
・原作との違い
・漫画で読めるのは?
・まとめ
映像化不可能の理由とは
- 物語の舞台が十角館のある角島と本土の2箇所に分かれている
- この2箇所で同時に登場するように描かれている2人の人物が、実は同一人物だった
このトリックは文章では成立しますが、映像化すると同じ俳優が同時に別の場所に存在することになり、視聴者にトリックが即座にバレてしまう可能性が高くなります。
そのため、このトリックを維持しながら映像化することは非常に困難だと考えられてきました。原作の核心的な要素を損なわずに映像化するのは、技術的にも創造的にも大きな挑戦だったのです。
衝撃の一行
「⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎です」
本土にいる人物が十角館にいるキャラクターの名前を打ち明けます。原作の小説ではこの瞬間、読者はそれまでの推理が覆され、衝撃を受けるのです。
この一行は、作品全体の構造やキャラクターの関係性を一変させる重要なポイントであり、綾辻行人の巧妙なプロット展開を象徴しています。
特に、登場人物たちが互いにミステリー作家の名前で呼び合う設定や、二つの時間軸(孤島と本土)が同時に進行する構成が、この衝撃的な展開をより効果的にしています。
原作との違い
青木崇高さんが演じる島田潔は原作ではどちらかというと、冷静で知的なキャラクターであるが、ドラマでは明るくコミカルな感じで表現されています。
ただ、その他については時代背景も現代ではなく、1980年代が舞台となっていたりと、原作を忠実に再現されており、原作ファンからの評価もとても高いものになっています。
漫画で読めるのは?
漫画版は、清原紘がそのコミック化を手掛けています。
2019年11月22日に第1巻が発売され、2022年5月23日に第5巻で完結しました。
清原紘の美麗なイラストと共に、原作の魅力を引き出す形で描かれていて、『Another』や『探偵の探偵』などの作品で知られる漫画家であり、その画力は高く評価されています
電子書籍ではピッコマやコミックシーモアなど複数のサービスで読むことができます。
まとめ
映像化が難しいとされていた作品ですが、原作ファンからもとても高い評価になっています。今回の成功で、その他の「館シリーズ」の新作を期待するファンが多いのにも納得です。
全5話完結でサクサクと観ることができるHuluオリジナルドラマ『十角館の殺人』はこちらから。
【 十角館の殺人 を見れるのはHulu 】
▶︎Huluなら月額1,026円(税込)で140,000本以上が見放題!
▶︎いつでもキャンセルできて様々な機器で楽しめます!
※今記事は24年11月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください。